2014年10月31日金曜日

日本人とユダヤ人について、昨今の「日本人の起源」の学術的根拠

白人系ユダヤ人たちのことを専門用語ではアシュケナージといいます。
これに対して有色人種系ユダヤ人はスファラディーといいます。

日本人はこのスファラディーの血(朝鮮半島、中国の人たちの血はもちろんのこと)を受け継いでいるようです。

イスラエルという国は先の大戦後アシュケナージが建国しました。
イスラエル建国運動のことをシオニズムといいます。
イスラエルは旧約聖書の時代はシオンの地といいました。
2600年ほど前、ユダヤの民の一部はシオンの地を追われ世界中に離散(ディアスポラ)してしまったわけです。(この直後、軌を一にして天皇家の歴史が始まります。)

シオンの地にはアラブ系のパレスチナ人が多くいたわけですがどんどん減少し、今イスラエル軍が、ガザへの進行を始め、虐殺が行われています。
パレスチナの人たちはたいへん親日で、311の震災後、復興の祈りを捧げ続けてくれています。

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これは、ガザの人々が毎年、東日本大震災の追悼行事をしてくれているものです。

湾岸戦争のとき平和維持活動PKOで派遣された自衛隊は現地でとても歓迎されました。
イラクのフセイン大統領は日本の自衛隊員だけは殺してはいけないと言ったそうです。

イラクのフセインがつけていたマークは菊の御紋とおなじものでした。
イラクという地域はメソポタミア文明の発祥地で、当時のシュメール人の王朝のマークと日本の天皇家のマークは同じ菊の御紋なのです。
イラクの人たちは日本人が同じご先祖様であることを知っていて、日本人は仲間だと思っているのでしょう。

天皇家がユダヤとつながりが深いことは、今ではもう公然の秘密となってきました。
インターネットが普及し、今まで隠蔽されてきた事実が次々と明るみに出てきています。
キリスト教とイスラム教はユダヤ教から派生し、ユダヤ教はシュメール人の文化をもとにしています。

3000年以上前、海のシルクロードを伝って日本に渡来してきた人々が縄文人の祖先であり、2000年前、陸のシルクロードを伝い、中国、朝鮮半島の人々と混血を繰り返しながら渡来してきた弥生人が大和朝廷を作ったことは、言語学的にもDNA鑑定等科学的に証明されはじめ、ネット上のツイッター、フェイスブック等でとりあげられています。

しかし、日本国内における「日ユ同祖論」は、陰謀論が先行していて、どうも一般大衆には受け入れがたい点があることも否めないようです。

ユダヤ人の言語学者で、ヨセフ・アイデルバーグという人が、「大和民族はユダヤ人だった」という一冊を著しています。

彼は1916年にロシアで生まれ、イスラエルに移住。イスラエル建国前は、地下軍事組織「ハガナー」のメンバーであり、建国後はイスラエル国防軍の陸軍少佐を務めました。
戦後は、イスラエルで、歴史、言語、民俗学を研究しました。

日本に関する14年にわたる研究は、日本に長期間滞在しての調査をし、日本人とユダヤ人の共通点を言語学の見地から、日本人の先祖はヘブライ人だと断定しています。
詳細については、
こちらを参照してください。

DNA鑑定による、文献としては、「日本人のDNA系統分析の特徴について」…日本人エフライム説の裏付け 2006 5/1
こちらが、わかりやすいと思いますので、参照してください。

この中で、日本人のミトコンドリアDNAは、聖書による三大祖先、ハム、セム、ヤペテのうちのセム系に相当すると指摘しています。

セム系のミトコンドリアDNAは、東北地方に多く、日本全体でも、かなりの割合(平均16%)で存在していることになります。

セム系は、神武天皇(エフライム)、秦氏(ユダ?)などのユダヤ系ではないかと推定しています。

アフリカを起源として広がった人類は、大きく三つのグループに分かれましたが、日本列島には、その三つのグループのすべてが集まっていて、これは全世界的にみて他に類のない特徴であるという指摘もあります。

また、筑波大学名誉教授で、遺伝子研究の世界的権威の村上和雄氏は、以前より日本人が持つ特有の遺伝子、YAP遺伝子を発見され、その遺伝子の性質についての発言を広く世界に展開されているそうです。

日本人は、モンゴロイド系で、遺伝子は日本固有YAP(-)を持ち、これは中国人、韓国人、フィリピン人にもない遺伝子であり、YAP遺伝子は縄文人固有の遺伝子ではなく、中東から来たといっています。

古代イスラエル人と日本人くらいしかいないともいわれ、Y染色体DNAのD系統を高度で持つことで有名であり、Y染色体DNAのD系統は、日本人とチベット人や中近東の人の他には、世界のどこにもほとんど存在しないそうです。

YAP遺伝子は、「親切遺伝子」とも言われ、日本人特有の親切さや勤勉さなどもこの遺伝子の影響が多大にあると思われます。

村上和雄氏によると、「YAP遺伝子は、自分を捨てて他人に尽くす遺伝子」だと言います。
イスラエルでは、エフライムは代々、真面目で親切で勤勉な種族であるという言伝えがありますが、日本にはその末裔も非常に多く住んでいるようです。


出口王仁三郎が出口なお、により神格化されたことは、前に述べました。
王仁三郎はミロク神であり、弥勒菩薩であり、キリストであると、

弥勒とメシアの共通性というのは、出口なおが最初に言ったわけではなく、これは学術的に研究されています。

筑波大学の元教授で、宮田登氏(元日本民俗学会会長)という方が、弥勒≒マトレーヤ≒メシア
という、指摘をされています。
マトレーヤとは、仏教の弥勒菩薩のことでメシアはキリストのことです。
詳細についてはこちらを
参照してください。

鎌田繁氏(東京大学教授、元東京大学東洋文化研究所副所長)も「マハディーとマトレーヤ(弥勒仏)」イスラームと仏教における救済者、という同様のことを、論文のなかで書いています。
全文はこちらです。
マハディーは、イスラム教における救世主のことです。

仏教史学の権威で、エリザベス・A・ゴードン女史(1851~1925)という人がいました。
彼女は日比谷図書館の「日英文庫」の創設に尽力した人です。

明治から大正にかけての研究のなかで、ゴードン女史は弥勒菩薩の語源を調べた結果、「弥勒の語源であるインドのマトレーヤ、中国ではミレフ、日本ではミロクで、これはへブル語のメシア、ギリシャ語のキリストである」と結論しています。
詳細は
こちらを参照してください。

女史は日本滞在中「仏基一元」の研究をしました。それは仏教もキリスト教も元は一つ、同根であることを実証するためのものでした。

8世紀のころ、唐の長安に建てられた「大秦景教流行の中国碑」の複製を高野山に建てたのも、その研究の一環でした。

女史は、高野山を訪れ、真言密教などでは、その成立に景教(古代東方基督教)が深く関わっていたことをお坊さんから聞いたそうです。

つまり、遣唐使として唐に渡った空海が、聖書を持ち帰ってきたということなのです。


ゴードン女史の研究成果は、当時の新聞、雑誌等に取り上げがれましたので、出口なおと王仁三郎は、これもヒントにしたのではと思われます。

空海は、聖徳太子のブレーンであった秦河勝と深い繋がりがありました。

秦河勝は渡来人なのですが、これらのことは後々触れたいと思います。

歴史的に日本人というものは、中国、朝鮮半島の人たちはもちろんのこと中東のユダヤ、アラブの人たちともルーツを同じくする仲間のようです。

それにもかかわらず、日本はアメリカに従属し、集団的自衛権を行使することは中東、ウクライナの人たちを裏切ることになります。

本来、中東、ウクライナの和平の主導的立場をとれるのは、日本だと思います。
専守防衛という平和憲法の精神を順守し、今までの歴史を鑑みれば、現地の人たちは絶対日本人を敵にしたくはないはずです。

アメリカに従属して、集団的自衛権を行使することは、本来の仲間を敵に回すこととなり、日本列島が、テロの対象となりかねなくなります。

日本列島の沿海に散りばめられた原発は、格好の攻撃対象となることでしょう。




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